モテを反省する

「現代人は疲れてるので、努力とか葛藤なしでモテモテになる物語が好まれる」てな話が時々出てくることがあるけど、あんまりよくわからない。

俺は強い感情をぶつけられるとしんどさの方が先に出てくる。ましてや疲れてる時に強い感情をぶつけられたら、余計しんどい。モテる人は自分のコンディションに関係なく強い感情をぶつけられる機会が多そうだから、さぞ気苦労も多かろうと思う。モテたことないから知らんけど。

それともモテる人は相手の強い感情を利用してそのまま受け流す「モテ合気道」みたいなのを会得しがちなんだろうか。それをうまく抽出できたらSNSの揉め事とかカスハラ問題とかにも活用できそうじゃないか? カネの匂いがしてきたな……。なんか俺、モテたくなってきたかも。

未来のことはともかく、現在の俺は、疲れてるとクルマが頭のおかしいスピードで走る動画とかしか観られなくなる。金属の塊が爆音を立てて飛ぶように走り抜けるのを観ていると、脳みそのシワにこびりついたカスが洗い流されていくような気になる。しかも暴走リスクは動画の中のドライバーが負ってくれるんでしょ。これ以上ないエンターテインメントである。

とはいえ、動画で観続けてると自分でもクルマを暴走させたくなってくる。リスクフリーでクルマを暴走させたいなら、レースゲームだ。というわけで最近ちくちくと『Hotwheels Unleashed 2 Turbocharged』というゲームをプレイしてて、今日クリアした。Hotwheels というアメリカのミニカーをモデルにしたレースゲームなんだけど、このゲームがいいのは「難度が低い」「でもスピード感はやたらある」というところだ。普通に走らせてれば早々にトップを取れて、2、3回コースアウトしたって順位が揺るがないぐらい難度が低い。しかしスピード感はあるので、マシンをきっちりコントロールして、速く走らせようとすると歯ごたえが出てくる。

youtu.be

最近労働で精神力を消耗してるので、レースゲームのテクニックを詰めていく気力はない。しかしそれなりにコントローラーをガチャガチャしてるとめっちゃ速くクルマが走ってトップが取れて爽快な気分で日常に戻っていける。……ん? もしかしてこれって「努力とか葛藤なしで、(トップレーサーとしての名誉を)モテるゲーム」なんじゃないか?

わかった! 俺も現代人の気持ちがわかった! この日記も書きながらどうなることやらと思ったけど、現代を生きる現代人の日記として着地できた。安心したのでこれから古代中国の魏・晋時代の名言集を読みたいと思います。