「エッチなチーズ、エロイーズ」ってフレーズを思いついて書き記した瞬間、国連WFP(世界食糧計画)からの「停戦のもと、ガザのパン工場が飢えと闘うために再稼働」というタイトルのメールマガジンが届いた。
このメールマガジンは以前にWFPに寄付をした時に登録されたものだと思う。俺は夜中に「俺みたいなもんが、かりそめの平和と資本主義に守られながらのうのうと生き延びててすみません……」という気持ちが高まってたまらなくなった時、信頼できる国際機関等に寄付をする。だから俺の寄付行為による徳ポイントの変化はプラマイゼロなのである。それで言うと今日の書き殴り行為は徳ポイントややマイナスである。
油断しているとすぐに徳ポイントが減点されていく俺の人生をどう軟着陸させるかが、残る俺の人生の主要テーマであると言ってよいだろう。
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やむを得ず昼にラーメンを食う流れになった。俺はラーメン一般にあまりいい感情を持ってないが、流れに逆らってまで拒否するほど嫌っているわけでもない。とその時まで俺は思っていた。
食券を渡して出てきたラーメンをすすってみると、湯切りがイマイチで、スープはやたらゴテゴテしてるけど水っぽい。980円の価値はないな……と脳内ンターネットの食べログに投稿してフィニッシュしたのだが、退店後によくよく考えてみると、俺は普段、うどんやそばを食ってる時にイチイチこんなに細かくレビューしたりしてないよな。ラーメンに対する警戒感で注意力が高まり、ラーメンがあまり好きでないが故に、却ってラーメンに真剣に向き合っている人になってしまっている。
インターネットでよく聞かれる、いわゆる「アンチ」のような、嫌いな人や物に執着するタイプの感情をよく理解できないと思ってたけど、俺は半分ぐらいまでラーメンアンチと言っていい。「感謝」ってデカデカ書かれた横に店主が仁王立ちしてる写真が掲示されているタイプのラーメン屋で「不味いな」と感じると、むしろスッと圧が抜けるような快感すら覚えるものな。「ああ、俺は! ラーメンが! 嫌いだ!」と自分の足元の確かさを指差し声出し確認するような気持ち。
その反証に、ラーメンタイプの食物では「ちゃんぽん」は割と好きだから、ちゃんぽんに対してはめちゃめちゃガードが下がる。ちゃんぽんスープの味が感じられて、あとはクズみたいでも野菜が噛めさえすれば、他は割と何でも許せる。脳内ンターネットにアクセスすることすらしない。そもそも家ではめちゃめちゃ雑なメシしか食ってないんだし。
今日行ったラーメン屋には、人間の欲望の深淵の一端を学ばせていただき、ありがとうという感謝の気持ちでいっぱいだ。出してるラーメンは嫌いだからもう二度と行くことはないと思うけど。