素人が読む聖書(1)創世記――天地創造

これまで聖書を断片的に読んでたんだけど、ちゃんと通しで読んでみようと決意した。信仰の問題は別として、聖書はおもしろ読み物ではあるので、読んだ感想をブログに書いていく。

聖書 新共同訳 旧約聖書

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で、早速創世記。まず神による7日間での天地・生命の創造の様子が描かれる。ここは何度も読んでいたはずなのだが、今回初めて気づいたことがある。

神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」

神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。

神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。

この2日目の記述である。大空の下と上に水を分けた、という意味はやや不明瞭だが、下の水はこの後の記述で「海」と呼ばれることになるので、上の水とは降雨のもととなる水蒸気のことを言っているのではないか。問題はその降雨である。

神の言明は「水と水を分けよ」であるが、降雨は明らかに大空の上から下へと水が移動している。ここで水と水が融合してしまっているのではないか。神の言明が無視されているのではないか。

聖書における神の言明は必ずしも絶対的ルールとは言えず、神に逆らうものは少なからず現れるが、それらは皆、最終的に罰を受けるかみじめな思いをすることになる。では降雨と降雨の混ざった海はどのような罰を受けることになるのか。後に新約聖書で示されるようなアポカリプスは、実は「降雨」の犯した罪にも由来するということはないか。水と雨に依存しなくては生きる糧を得ることなど到底許されない人間の罪は、ここにも由来していないか。後に出てきて、原罪の舞台ともなる楽園に降雨はなかったのか。この後の聖書読書に、思いがけないところから緊張感が生まれてきた。

聖書の言葉を無謬とする主義の人の解説を聴きたい。