電子レンジ・爆破・貞夫

昨日、電子レンジのタイマーだけが壊れたって話を書いたけど、壊れたのはタイマーだけじゃなかった。出力も調整できなくなってた。

ウチの電子レンジは200W(解凍用)、500W、700Wの出力が選べるようになっていて、ブレーカーがトリップするのがイヤだから、いつも500Wで使っていたのだが、明らかにオーバーパワーが出ている。ダイソーのレンジパスタゆで器でパスタをゆでたら、レンジから取り出した時点でお湯が消失して完全に伸びた状態のパスタが出来上がってた。日本とイタリア以外では主流だが日本人とイタリア人が見たらサラミより真っ赤になって怒り出すタイプのゆるゆる麺。

何てこった、タイマーごとき壊れたって人間の科学力(スマホのタイマーアプリ)で十分制御できると思ってた俺が浅はかだった。電子レンジの出力と加熱時間ってだいたい反比例関係にあるイメージなんだけど、仮に何Wで設定しても700W出てしまうと過程しても、時間計算がやや面倒なんだよな。500Wで3分温めてたものを700Wなら何分温めればいいか? 暗算しづらいし、計算機を使ってもすっきり割り切れる時間にならない。

だいたい上限が700Wだって保証もない。実はそれを遥かに超える天文学的出力が出てて、もう10秒長くパスタを茹でてたら過熱したパスタが爆発、ショットガンのように黄色い飛沫となって放出され、電子レンジ前の椅子に座ってた俺はパスタペーストをみっちりと浴び、全身やけどを負い悶絶死してたかも知れない。そうなったら俺は史上初のパスタ悶絶死幽霊として絶対に化けて出てやる。そもそもそんな天文学的出力が出ちゃってるのに電源を遮断してくれないブレーカーがおかしいだろ。ブレーカーのメーカーにもゆでパスタ文字をくっきり浮かび上がらせて抗議してやる。他の電気製品のモニターから金髪長髪の貞子が出てきたと思ったらパスタを頭から被った俺だ。幽霊だって泣き寝入りしない。NOと言える日本人になる。これが死してなお敵に食らいつく大和魂だ。本当に食らいたかったのはパスタなんだけど。