労働を終えて帰りの電車が見たことないぐらい空いてて混乱した。今日って祝日だったっけと思ったけどどう考えてもド平日だ。昼間にはお客さんとミーティングもした。自分以外誰も乗ってないなら「ははーん、さてはきさらぎ駅行きだな?」とも思えるけど、俺以外にもまばらに乗客はいる。結果的にやはり何だかわからなくて、かえって不気味である。
電車を乗り換えて、あと二駅というところであまり効いたことのないトラブルで電車が止まった。復旧の見通しが立たなかったけど、結局1時間弱ぐらい止まって動き出したが、その直後にだいぶ先の駅で事故があったとのアナウンスもあった。俺は再び電車が運転見合わせに入る前に最寄り駅にたどり着けたが、それにしても奇妙なめぐり合わせの日だ。不気味なぐらい電車が空いたと思ったら、トラブル連発で電車が止まる。
惑星直列級だな、という表現が頭に浮かんだけれど、これは独りよがりな考え方ではある。電車に乗らなかった人たちにはそれぞれ理由があろうし、2つのトラブルもそれぞれに固有の理由があり、それらが重なったのは偶然でしかない。惑星の位置はそれぞれのタイミングで必然的である。惑星が直列していようがいなかろうが、それぞれの惑星の位置は同じ権利を持っている。惑星直列とは切り取り方によって、(本当なら他の事象と同じ価値、同じ権利しか持たないのに)なにがしが意味や価値を勝手に投影されている事象でしかない。偶然の積み重ねから「物語」を駆動させるのはよくよく気をつけるべきである。物語は陰謀論のはじまり。
だから俺が会社の飲み会の案内を速攻で「不参加」にしたのも、たまたま私用とバッティングしただけであって、何も他意はないんです。私用ってのはあのー、何か、ここのところ近所のブックオフに行ってなかったんで、何かぶらぶらと110円〜220円コーナーを眺めて回りたいなって思ってて。もうそれはこの日ってずっと前から決めてたんで。そういうことってあるもんなんですよね。